郡山 |
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郡山の町は豊臣秀長(豊臣秀吉の弟)が繁栄の礎を作った町で、江戸時代の 名残である町割りが残る美しい城下町です。 町の中心は近鉄郡山駅。 近鉄郡山駅を中心として周囲には豊臣秀長関連の史跡が数多く残されています。 又、金魚の養殖でもよく知られている町でもあります。 【郡山城跡】 郡山城は筒井順慶が天正8年(1580年)に築城した城で、この時は奈良中の 大工を集め、多聞山城の石を運んで築城したとされています。 筒井順慶の死後城を継いだのが豊臣秀長(豊臣秀吉の弟)で、この時に大改修が行われています。 大和大納言とも呼ばれていた秀長は奈良各地の古社寺から 石を集め、城の石垣を築いたと言われていわれています。 この時の大和大納言「豊臣秀長」は石高100万石の 超大名で、絶大な富と権力を有していた大名です。 この時に秀長は商業保護政策をとり、郡山の町を城下町として発展させました。 先進商業都市から多数の商人達が移り住むようになって、さらに発展していったそうです。 秀長の死後、何代か領主が入れ替わり享保9年(1724年)より 柳沢家の居城となり、明治維新まで続きました。 城跡城内には柳沢文庫や柳沢神社などがあり、柳沢文庫には 歴代藩主の書画や歴史資料が展示されています。 又、郡山城は桜の名所としても有名で、花見シーズンには 大勢の花見客でたいそうにぎやかになります。 「御殿桜」と呼ばれているこの地の桜は、当初豊臣秀長が多武峰から桜を移植し その後、柳沢吉里も捕植して現在では約1000本を越えるとされ、その種類も ソメイヨシノ、しだれ桜、オオヤマ桜など多種にわっっています。 「郡山城まで」 ● 近鉄橿原線郡山駅か徒歩5分 【洞泉寺】 洞泉寺(どうせんじ)は豊臣秀長が天正13年(1585年)に開いた寺です。 万治2年(1659年)に建てられた本尊には重要文化財の阿弥陀三尊立像が 安置されていて、この像は鎌倉時代の名工快慶が作ったと像だと言われています。 ![]() 地蔵堂には「垢かき地蔵」と呼ばれる石仏が 安置されていて、郡山城の沓脱石だったものですが 光明皇后はこの垢かき地蔵と境内に設置されている 湯槽石を使って病人の治療したと言われています。 又かつてこのあたりには花街が栄え、寺の門前には 木造3階建ての建物が残されていて、華やかだった 当時の面影が忍ばれます。 「洞泉寺まで」 ● 近鉄橿原線郡山駅か徒歩10分 【春岳院】 春岳院(しゅんがくいん)は豊臣秀長の菩提寺です。 当初の寺の名は東光院と言い、豊臣秀長の菩提寺は大光院でしたが、京都に 移築された時に秀長の位牌を東光に移し、寺の名前も春岳院と改名しました。 ![]() 秀長の法名が「大光院殿前亜相春岳紹栄大居士」で あることから、春岳院となったそうです。 郡山城下では自治が行われていて、その時に実際に 使用されていた御朱印箱や秀長画像が 保管されていますが、これらは市指定の文化財になっています。 又、豊臣秀長の木造がありますが、この木造は地元の 人々の浄財を元にして作られたとされています。 「春岳院まで」 ● 近鉄橿原線郡山駅か徒歩10分 【箱本館「紺屋」】 資料館です。 江戸時代から続いた藍染め職人の住居を利用しているので、 昔ながらの風情が感じられ ます。藍染めで使用していた道具や金魚をテーマにした 美術工芸品などを展示しています。 又、藍染め体験工房では、ハンカチなどを使って 藍染めの体験もできます。 この地は藍染めの職人が集まっていた町で、 町の中央には幅約1mの川が流れていて この川を紺屋川といいます。 金魚の名産地郡山ですから、紺屋川にはなんと金魚が泳いでいるのですよ。 藍染め職人達は、この紺屋川で藍染めの水洗いをしたと言われています。 紺屋川と川に掛かる小さな橋、箱本館「紺屋」の昔ながらの風情有る造り、 これらが織りなす景観はなかなか味のある風景で 一瞬タイムスリップしたような気分にさせてくれます。 「箱本館「紺屋」まで」 ● 近鉄橿原線郡山駅か徒歩10分 【金魚】 郡山は日本有数の金魚の産地で、養殖は全国シュアの約40%を占めると言われています。 ![]() 箱本館「紺屋」の近くに「こちくや」という店がありますが、 この店では本来夏の風物詩の金魚すくいが 年中楽しめ、観光客だけではなく 地元の人も楽しんでいます。 郡山で金魚の養殖が始まったのは、江戸時代。 もともとは観賞用として持ち込まれたものでしたが、 郡山武士が内職として飼育し養殖を始めたのが、 始まりと言われています。 市内には大小たくさんの養殖池がありますが、その養殖池に 囲まれるようにして「金魚資料館」があります。 この「金魚資料館」には驚くほどの多種多彩の珍しい金魚や高級金魚などが 展示されていて、遠方から訪れる人も多くいます。 なお入館は無料となっています。 【慈光院】 慈光院(じこういん)といえば何といっても詫び、寂びの 境地を表現する日本庭園が有名です。 この庭園は日本の名庭園のひとつに数えられています。 石川流茶道の祖、片桐石見守定昌(石州)が父貞隆候の菩提寺として建立 したのが慈光院ですが茶人独特の風格が随所に感じられる洗練された寺院です。 石州は徳川4代将軍家綱の指南役を務め、「茶は石州」「剣は柳生」と 言わしめたほど一世を風びした茶人です。 「慈光院まで」 ● 近鉄郡山駅下車 法隆寺行バス 慈光院前下車
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